2011-02-25 第177回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
このように、大学共同利用機関に移管をされた国立国語研究所において、移管後も、国語の改善や国語政策に積極的に貢献するという観点から、国語に関する総合的な学術研究は着実に推進をされている。制度上の制約や限界があるとは、今のところ把握をしておりません、認識をしておりません。
このように、大学共同利用機関に移管をされた国立国語研究所において、移管後も、国語の改善や国語政策に積極的に貢献するという観点から、国語に関する総合的な学術研究は着実に推進をされている。制度上の制約や限界があるとは、今のところ把握をしておりません、認識をしておりません。
そういう意味で、答申がまだ出たばかりということで、次の諮問をどうするかということはまだ議論は進められていないというふうに報告を受けておりますので、これから、いろいろな対応の中で、真に国語政策をどうするかという先生方の御指摘も含めて、分科会の中で諮問事項について議論が進められるというふうに承知しております。
漢字表が必要かどうかも含めて、政府として大いに参考にしながら今後の国語政策に生かしていくことを期待いたします。 もう時間が迫ってきましたので、最後、端的に伺わせていただきますけれども、世田谷区の日本語の教育特区について質問させていただきます。 国語議連でも、特区で使われている教材を題材にして、実際に子供たちに教えている先生を講師に招いて、教材の内容や授業について意見交換をいたしました。
次に、教育問題について、国語政策を中心に質問をいたします。 さて、国語をめぐりましては、昨年の五月、乱れた日本語を正そう、まずは母国語の教育が大切であると、国語を考える国会議員懇談会、通称国語議連が超党派による六十四人で発足いたしました。
○国務大臣(塩谷立君) 独立行政法人国立国語研究所につきましては、国語の改善及び外国人に対する日本語教育の振興を目的として業務を行い、国の国語政策の立案に寄与してきたところでございます。
文化庁といたしましては、移管後のこの国語研究所、さらには各大学等の研究成果を活用するとともに、必要に応じまして私どもの方から調査研究を委託することなどによりまして、私ども国語政策につきまして企画立案という任務を負っておりますので、そうした新国語研究所や各大学の研究成果や情報、資料を適切に入手してまいりたいと思っております。
大学共同利用機関法人人間文化研究機構に移管後も、引き続き国立国語研究所は国全体で進める国語政策の中で重要な役割を果たしていかなければならないと考えます。それは、冒頭申し上げたように、我が国の文化の基盤となるということであります。 今回の国立国語研究所の移管も踏まえて、文化庁としては今後の国語政策をどのように展開していこうというお考えなのかお聞きします。
四 国立国語研究所が担ってきた国語及び国民の言語生活並びに外国人に対する日本語教育の調査研究の重要性に鑑み、学術研究の中核機関として共同研究の活性化を図るとともに、引き続き、国語政策への貢献と外国人に対する日本語教育の振興という観点からの基盤的な調査研究、必要な研究課題の設定・実施、その成果の活用が図られるよう努めること。
そういった目的で研究機関として独立行政法人になったわけでございますが、基本的に、国が直接実施する必要がある業務を行う機関以外はということでございまして、これは、直接行うということよりも、幅広く独立行政法人としていろいろな形で政策研究が行われるということでありますので独立行政法人に移管したわけでございますので、当然ながら、国策としての国語政策も行うことと同時に、幅広い国語の改善等も含めた研究機関として
ただ、戦後のしばらくの間ずっと続けてきてしまったこの反動を今少しずつもとに戻しているんだと思いますけれども、こうした国語政策については、国語問題の研究機関をさらに強化いたしまして、広く有識者の意見に耳を傾け、それによる十分な研究調査に基づいて推進してほしいと要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。 次に、学校教育における日の丸・君が代の扱いについてです。
これは昭和四十八年、一九七三年にパンフレットになって文化庁から出ているわけでありますが、同じようなことを申し上げておりますほかに、著作権あるいは国語政策等、あるいは国宝、重要文化財の保護とか、あるいは明治関係の文化財の保護、あるいは国立文化施設の整備、こういったものを加えまして九項目の重点事項の整理がなされております。
○植木政府委員 国語研究所を文化庁が所管をいたしておりまして、これは通常国語政策として行っておりますが、同時に、外国人のための日本語という点から、日本語教育センターというものを国語研究所の中につくりまして、そういった教育方法あるいは教育内容、そういったものの研究を行っているわけでございます。
ただ、新聞紙上を見ますと、やはり意見があるわけでございますし、まかり間違えば、戦後いままで漢字の負担を減少さしていくという方向が、今度の答申によって漢字をふやすという方向に転換をしたのではないかという、国語政策上の問題が一つ出ております。それがいいか悪いかは別にいたしまして、そういう疑念もあるわけですね。
国語政策というのはやっぱりそうあるべきではないと考えますから。これは設置の性格が違いますけれども、わが国には芸術院というようなものもありますが、そういう機関がそういう役割りをもっと積極的にしてもいいのではないかなという感じもございます。
——わが国の国語政策についてごく簡単にお尋ねを申し上げたいと思います。 今日まで、戦後のわが国の国語政策というものは、一つ例にとりましても、送りがなの問題にいたしましても、非常に混乱をして、一体送りがなというのをどういうふうに使ったらいいか、全く国民全体は惑わされることが多かったというふうに思います。
いままでの戦後の日本の国語政策というものが全くなってないではないかということを冒頭に申し上げているわけで、いまのような仕組みでは確固たる国語政策というものは展開し得ないのではないか、根本的にその考えを改めるべきだということを申し上げているわけです。文部大臣、いかがでしょうか、改めるということを一言だけお答えください。
戦後になりましてから、御承知のように、新しい憲法は口語ひらがなで表現しようということになりまして、そうできておるわけでございますが、それと並行いたしまして、国の国語政策といいますか、これがまた昔からいろいろ議論のあったところでございますけれども、やはり民主主義の趣旨にのっとりまして漢字を制限していく、いわゆる当用漢字表というものを昭和二十一年に定めております。
こんな子供の名前、人の名前というものが、当用漢字あるいは人名用漢字等によって制限するということが、公共の福祉に合致するんだなんということで、国語政策などというむずかしい話があるようですけれども、そんなことが一体あっていいのかどうか。
○田代説明員 戦後、現在の戸籍法ができましたときに、国語政策の一環と申しますか、子供の名前につける漢字は当用漢字表による漢字にしたほうが望ましいということで、ただいま先生御指摘の戸籍法並びに同法施行規則ができまして、当用漢字表に基づく名前でなければならないということになったわけでございます。
こういうふうなことを一体当局は、こんなことはいいのです、そうしてとにかく悠という字はいけないのですなんというのでは、国語政策なんというふうなことをおっしゃいますけれども、これは国民感情、親の気持ちに沿わないことはなはだしいと思うのです。 こんな点を含めて、私は政務次官の御答弁をいただきたい。
その際、従来の国語政策について再検討をする、こういうことで文部大臣から現在定められておりますところの当用漢字表とか、あるいは送りがな、かなづかいというような問題について再検討をしていただくように諮問をいたしまして、現在その諮問にこたえて審議していただいておる、こういう状況でございます。
国語政策でも、外国語政策でもないと思うのです。そういう状態になっていますと。そうじゃなくて、たとえば外国語審議会といいますか、あるいは国語審議会の中の外国語部会と申しますか、エスペラント採用可否はいかんということを投げつけて討論をし、世論の動向を見てきめたらいいと思うのです。
そこで一体、この今日の日本の国語の改革が、終戦後において行なわれてきましたが、アメリカの教育使節団の勧告に基づいて、そうして占領政策の一環として、日本の国語政策が行なわれてきておることは明らかでありまして、これはただいまや完全に独立国家として、一本立ちになったのだから、占領政策の踏襲をいつまでもしているべきではない。
で、国字、国語政策の結論として私は大切なことは、しいて音標文字としてローマ字を使うか、かなを使うかということで大論争を今日やりますることよりも、いわゆるこの漢字の熟語というものに非常に苦労をして、聞いただけではなかなかわからないようなものが多いということを、話し言葉でわかる国字、国語という方向に持っていく。
で、なおこの点につきましては、先般来国語政策のあり方について、私も多少身を入れて検討をいたしているのでありますが、活を入れて参りたいと思っております。
具体的にやってみますと、存外骨の折れるものでありますが、それだけに国語政策の主管官庁であります文部省としてよほど熱を入れてもらわなければならぬと思いますので、かの横書きの実施に関しましては、あらためて内閣部内で注意を喚起する、実施をはかる方向に努力をして参りたいと思っております。
もうあと一問伺いたいのですが、国字、国語政策について高良委員から質疑があったのですが、公文に使う書類ですね。これには当用漢字以外は使わないようにした方がいいのではないかと思うのですが、国字、国語政策を扱っている文部大臣の御所見はいかがですか。
それは国語教育振興に必要な経費は例年通りになっているわけですが、わが国の将来を考える場合に国語政策というのはずいぶん重大な問題だと考えますが、当用漢字ですね、それからかな文字ですね、それから最近またローマ字の問題が起って参ったようですが、これらについてはどういうお考えを持っておられるのか承わります。
なおさつき委員長から言われたように相当の問題があるからこれだけでは済まんというお話ですが、私もあなたのほうの出方如何によつては、我々としても少し言わなければならんとも思いますから、その点もよほどあなたのほうで国語政策としてどういうふうにお考えになつておられるのか、現在やつておられる研究も重ねて御説明願えるように今からお願い申上げます。
我が国の今後の国語政策としては、今のやさしい文字と言葉によつてあらゆる情意を表現するように教育もされ、それに国民すべてが馴れるということは、私は大きな問題だと思うのです。
○矢嶋三義君 先般私は国語政策という立場から事務当局の見解を後日承わるということにしておつたわけでございますが、本日義務教育の場において取扱われている国語政策と背反するような言葉並びに表現が国事としての場において国民の代表としての総理によつてとり行われている、こういうことについて国語教育という立場から一体事務当局の見解は如何なるものを持つておられるのか私は承わりたいと思う。
例えば立太子礼あたりにおきますところの総理大臣の国民を代表しての言葉、それから皇太子殿下が陛下の前でお読みになられたところのお言葉、これらはどこで誰がどうして作られたか、それも伺いたいのですが、現在の義務教育というものは法律で行われておるわけなんですけれども、その法律で行われておる義務教育の実際の場と相当かけ離れた用語が用いられ、表現されておるということはこれは国語政策の立場からどういうふうにお考えになつておられるか
○政府委員(田中義男君) お話の点は国語政策とも関係がございますので、私一個の事務当局としてお答えいたしますには余りに重大な問題もあるかと思うのでございますけれども、お説のような例は特殊の場合においての事柄であつたと私ども考えているのでございます。
○政府委員(田中義男君) 国語政策の問題になりますと、ちよつと私日頃所管をいたしておりませんのではつきりしたお答えをいたすに甚だ困るわけなんでございますけれども、追つて具体的な国語政策の問題については一つ席を改めて頂くわけには参りませんでございましようか。